そろそろタイヤを交換しなければ

そろそろタイヤを交換しなければ

私のフェラーリ456は中古で買ったものです。なので、タイヤは装着していたものをそのまま使っていました。
溝はしっかり残っていたし、まだまだ大丈夫と思っていたのですが…
しかし、製造は2007年だったのです。前のオーナーはあまり乗っていなかったため、問題なかったのでしょう。
タイヤはゴム製品なので、時間の経過とともに劣化していきます。ゴムの油分が揮発し、柔軟性が失われてしまうのです。
そのため、5年以上経過したタイヤは交換が推奨されています。
そうなると、このタイヤではよくありませんね。

フェラーリのタイヤ交換へ

交換するタイヤはフェラーリと相性がいいであろうピレリにしました。フロントは255/45R17、リヤは285/40R17。
この辺のタイヤは車種専用みたいなものです。
とはいっても、私はタイヤにあまり詳しくありません。お店の人と相談して勧めてもらったものにしただけです。
早速、交換してもらいました。
ジャッキアップし、古いタイヤを外していきます。スムーズに作業しているのは見ていて気持ちがいいですね。
外したタイヤを見てみると内側にはヒビが入っていました。外側にはほとんどなかったのに。
何でも、タイヤのヒビが入る場所は、使用・保管状況にもよるそうです。ヒビが入っているとそこから水が入り、タイヤ内部のワイヤが腐食。そうなると破裂する危険があるとのこと。
やはり古すぎるタイヤは見た目に問題がなくても早めに交換したほうがいいですね。
一応、見た目がキレイだった理由を聞いてみたところ、紫外線があまり当たっていなかったことが考えられるそう。前のオーナーはガレージ保管だったことが影響しているのでしょう。
タイヤを外した状態の足回りはきれいな状態だったのも頷けます。
そのようなやり取りをしているうちに新しいタイヤが装着されました。
フェラーリの様な特殊な車は交換に多少時間がかかるそうです。

走り出しで乗り心地の違いに気づく

タイヤ交換後、早速路上に出てみるとすぐに違いに気づきました。乗り心地が全く違うのです。
とても硬かった乗り心地がマイルドになりました。これまで段差のあるところを通過すると、ドライブレコーダーが障害検知モードになるほど。
同時に静穏性も高まり、不快だったロードノイズが聞こえなくなりました。
まさか、これほどまでとは思いもしません。それだけタイヤが劣化していたのだと、すぐに交換しなかったことを反省し家路につくのでした。