駐車場探しは大変

駐車場探しは大変

車を持つと必要になるのが駐車場ですよね。
ただ、フェラーリを持つと問題になるのが駐車場の場所や形状です。
街を歩いていると、これはフェラーリだと無理だなと思えるような駐車場もあるほど、フェラーリを駐車するのは一苦労です。
車高が問題になることはありませんが、一番の問題点は最低地上高の低さ。私のフェラーリ456はノーマルでもかなり低いので、そこが最大の難関となります。
国交省が定める保安基準では、最低地上高は9cm以上とされています。これを下回っているわけではないですが、街中を走っている時でさえ気を遣います。
道路から歩道を横切って駐車場へ行く場合、最初の難関です。
道路と歩道の高低差はおよそ20cmなので、下手するとフロントバンパーの下側を擦ってしまいます。そのため、斜めにゆっくり侵入して、擦らないように進まなくてはなりません。

駐車場といえば、ほとんどのロック板式駐車場に停められません。
とくに最低地上高制限で停められないケースが多く、これはロック板が上がると社交の低い車は傷つく恐れがあると聞きましたが、実際はボディに触れた時点で止まるのでそういうことはないそうです。
ただ、大抵の駐車場には規約を無視した場合、障害が起こったとしても一切の責任は負わないとなっているので、避けたほうが無難でしょう。

スペースがない

もう一つの問題はスペースです。最近の国産車でも全幅1800㎜前後の車は増えましたが、それらが左右に停まっていると、横の余裕はほとんどありません。
降りることが大変になるだけではなく、下手すると降りられないことも。
盲点なのがドアミラーで、幅が30cmを超えるものもあります。
また、横に余裕がないと何度も切り替えしないと駐車できない場合が多く、フェラーリ456の後方視界は広いといえないのでかなり慎重になります。
前進と後退を何度も繰り返すと、車自体に相当な負担がかかってしまうので、スペースのない駐車場は避けるようになりました。

駐車場の探し方

フェラーリに乗る場合、道路と駐車場の高さが違う出入り口は擦る恐れがあるので、なるべく高低差のない場所を探しましょう。
そして、できれば屋内であること。フェラーリはどうしても目立つため、イタズラなどから守る必要があります。
また、塗装や内装はデリケートなので、直射日光や風雨から避けるためにも屋内保管がベターです。
あとはアプローチ空間の確保。フェラーリは小回りが苦手で取り回ししにくい車です。駐車場からの出入りのための空間がある程度必要になってきます。